茶の心を伝えて

先週14日(木)に、春日部市立看護専門学校で特別講座「茶の心を学ぶ ~看護に生かす茶の心~」を持たせていただきました。

2006年から15年間、途中2年間の空白がありますが、13回目の特別講座でした。私が市立病院事務部に所属していた頃に、学校の副校長から依頼を受けて始まった講座で、初日は座学で30人から40人の生徒たちに行動でお抹茶を味わってもらうことと、茶の科学的成分や効用、歴史などの基礎知識を学んでもらいながら、私が茶の心として大切にしている「一期一会の心」「和敬清寂の心」についてお伝えし、看護の現場と共通する「信頼関係に基づく、おもてなしの心」を伝えてきました。

2日目は、私が茶席を持つ「丘の上チャリティ茶会」に皆さんをお招きして、実際にお茶席で先生方のおもてなしを楽しんでもらうという趣向になっており、今年は11月13日(土)にお招きすることになっています。

看護学生たちからは、後日、感想文に私の講座の中で気づいてくれたことを綴っていただいています。今年も29名からの感想文を楽しみにしています。



秋が深まり、ゆっくりとお茶や御酒で夜長を過ごす季節がやってまいりました。

講座の中で、お茶の効用を次のように説明しています。

 朝の一服は、精神を爽やかにし

 夕の一服は、慰安と安心する

 食後の一服は、消化をたすけ

 休憩の一服は、元気を鼓舞し

 応接の一服は、親睦を厚くする

と。独りで飲むお茶も美味しいですが、気の合う人たちとゆっくりと楽しむ一碗に、茶人としてもおもてなしを添えて、美味しいお菓子とお話をお出しできればと精進する毎日です。 ちゃーみー